アトリエ夏 ateliernatu

N邸 耐震改修工事

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DTAILS

延床面積 ---m²
敷地面積 ---m²
完成時期 2017年

COMMENT

友人Nさんの木造住宅の耐震診断・耐震改修工事です。
最近の建材の感動的な進化としては、省エネ・温熱環境の改善に繋がる断熱材や窓建具や設備機器に目がゆくのですが、その少し前には雨仕舞いや耐震性に関わる建材の進化がありました。
雨仕舞い関連では屋根下地ルーフィングと壁下地透湿防水シート・防水テープそしてFRPやコーキングなどの防水材料です。
築43年のN邸の問題は耐震性と共に屋根の漏水でした。当時のルーフィング(防水紙)は瓦の下で朽ちて野地板の腐朽が心配される状態だったのです。
重い瓦屋根のN邸の構造躯体は耐震性の高い平屋であったため、下地の修繕と共に軽い屋根に変更することで目標の耐震補強を果たすことが出来ました。躯体の老朽化を進めてしまう漏水問題と耐震性の問題を同時に解決できたのです。
N邸は床面積は約76㎡のシンプルな切り妻屋根ですから DIYが趣味というNさんの休暇を取っての活躍もあり 予算もほぼ補助金の範囲に収めることが出来ました。