アトリエ夏 ateliernatu

I邸

img20190731131726819817.png dsc_0145.jpg dsc04014.jpg dsc03696.jpg img20190731131723115692.png dsc_0278.jpg dsc04134.jpg dsc_0286.jpg dsc04092.jpg dsc04141.jpg dsc04093.jpg dsc04091.jpg

DTAILS

延床面積 115.09m²
敷地面積 156.25m²
完成時期 2014年

COMMENT

I邸は延べ床面積115㎡2階建ての木造住宅です。

建て主のIさんとは旧知の間柄で、家族ぐるみ仲良くおつきあいさせていただいていましたから とても幸運な家造りの経験でした。
設計監理から工事施工管理までを依頼してもらえたので、しっかり経験と知識を整理して 自分の弱点を反省しながら 与えられた条件の中で最善の家造りに取り組むことが出来たと思います。
 
引っ越し前の母屋が隣接しているなど敷地の条件が厳しかったのですが
例えばお祭りでの家族とお客さんが一斉に出かけていく場面・子供室や内部物干し場のある2階と1階で声を掛け合う場面など、具体的な家族のあり方をプランに活かせたとき「自分たちの家になってきた」と言ってもらえてうれしかったことを覚えています。
 
家造りには
「建築主のその時の家族構成や趣味・住宅に対する考え方や感性」「敷地」「予算」「設計者と施工者の技能」「その時代の建建築材料(木材や建材の質)」「その時々の建築関連法規」
等の条件(或いは制約)があると思います。
いっけん負の制約でしかないと思えるものが家造りの可能性や質を高めるものであったりするところが面白いと感じるようになりました。